なかなか、手が付けられなかった、ブレーキフルードの交換、、、
購入から2年なので、交換時期。。。
お店に頼むのより、自分でやると半額くらい。。。
費用対効果で、意を決して、DIYでしてみることにしました。
フロントブレーキ側はやってる方が多いんですけど、リアブレーキ側、正確にはフロントとのコンビブレーキは手付かずというかたが大半で・・・。
リアのマスターシリンダーがカウルの奥深くに位置してるので、カウルを外すのが一苦労というのが大きな要因と思います。
工具は、
- +のドライバー
- 8mmのスパナ
- ラチェットレンチ コマ8mm、10mm
フロントのマスターシリンダーは、こちら、一目瞭然ですね。
さて、用意したものは、フロント側は、こちらの4点です。
- ワンウェイバルブ付きホース
- 廃油受けのペットボトル
- ウエス
- 輪ゴム
さらに、リア側を交換するのに、追加で2点を用意です。
- クルマ用パネルはがし
- S字フック
こちらは、カウルを外すのに使う、クルマ用のパネルはがしと、後で出てきます、マスターシリンダーを留めておくために使う、S字フックです。
間違えやすいのですが、内装はがし✖、ではなく、先が割れていない、パネルはがし〇を用意してください。
もちろん、ブレーキフルードも準備です。
こちらは、ホンダ純正DOT4のものです。
4輪用とありますが、以前は、2輪と共用のもので、2輪用の別商品が出ただけで、問題なく使えます。
さて、フロントディスクブレーキのキャリパーのところに、フルードを抜き取るバルブがありまして、上側を向いているのがフロントブレーキ側になります。
ゴムのキャップが付いているので、分かると思います。
こちらに、ワンウェイバルブのホースの細い方を差し込みます。
矢印の向きが逆になっているように感じますが、空気を通してみると、逆で正しいようです。
ホースの太い方を、廃油受けのペットボトルに入れれば、準備OKです。
フロントのマスターシリンダーは、+のボルト2本を外します。
画像には無いんですけど、プラスチックとゴムの内蓋が入ってました。
意外と、汚れてますね・・・。
ウエスを輪ゴムで巻いてあげて、、、
キャリパーのバルブを開けてあげます。
あれ?
何もしないのに、フルードが抜けていく・・・。
ひとまず、フルードがワンウェイバルブのところまで行くのを待っていたら、、、
ホース内の下側から、ちょろちょろと流れてたみたいで、
全部抜けちゃった・・・。
焦りました。。。💦
仕方ないので、新しいフルードを注ぎます。
そして、ブレーキレバーをにぎにぎしてみたり、バルブを閉じたり開けたりして、
そしたら、新しいフルードで満たされたので、バルブを閉じまして、ブレーキ圧を確認して、OKでした。
フルードを満タンにして、蓋を閉じて、完了です。
新しいフルードが流れてきて、エアも一緒に押し出してくれたみたいで、結果オーライでした。
何のための、ワンウェイバルブだったのか。。。
さて、気を取り直して、リアブレーキ側、コンビブレーキのマスターシリンダーを探します。
カウルの外し方は、
- シートを外す
- フューエルオープナーの部分(足元)のカウルを外す
- ステムベアリング部分のカウルを外す
- キーボックス周辺のパネルを外す
- フロント内側部分(膝周辺)のカウルを外す
フューエルオープナーの蓋が+のネジ2本、カウルがプラスのネジ1本です。
ここだけ、ツメになっているので、後ろ側に引き抜くような感じで、オープナーの機構がありますので、上に持ち上げるような感じで、、、
ステム部分のカウルは、パネルはがしを使いながら、左右両側から手前に引っ張るような感じで。
キーボックス周辺は、左側から外すような感じで。
後は、フロント内側のカウルは、6本の+ネジと、10mmの六角ボルト1本を外して、手前に引っ張るような感じで。
これでやっと、キーボックスの右側に、コンビブレーキのマスターシリンダーが見えてきます。
これが、8mmの6角ボルトで止まっているので、外しちゃいます。
で、ホースがだらーんと垂れるので、先ほど用意した、S字フックを適当にひっかけて、固定します。
ウエスも輪ゴムで巻いてください。
こちらも、キャップを開けると、ブラスチックとゴムの内蓋が入ってます。
リアのコンビブレーキのバルブは、キャリパーの右側になります。
フロント同様に、バルブを開けて、勝手にフルードが流れてくるので、マスターシリンダーの油面が下がってきたら、注ぎ足して、って感じで進めました。
新しいフルードに入れ替わったぐらいで、バルブを閉めて満タンにして、蓋を閉めて、ブレーキ圧を確認して、OKです。
後は、マスターシリンダーを固定して、カウルを外した手順と逆に、取り付けて、完成です。
いや~、大変。。。
慣れれば、前後ブレーキフルード交換ってことで、2時間くらいで、出来ると思います。
必ず、家の前で、試走、してください!