バイト代はすべてガソリン代とパーツ代へ消えていく日々。友人に誘われて引っ越しのアルバイトにバイクで向かったものの、現場でまさかの立ちゴケをぶちかます。 「スコーン!」と遥か彼方へ飛んでいくクラッチレバー。車体からは緑色のラジエター液がポタポタとおもらし…。短くなった指1本分残ったレバーを必死で握りしめて帰宅したのも、今となっては笑い話だ。(その後、何本ものスペアレバーを折っては交換することになる)。
友人と奥多摩の峠に繰り出し、バリバリマシン世代の熱気を肌で感じつつも「俺ってセンスないな〜」なんて苦笑いしていた高校3年の初秋。ついに運命の時がやってくる。
仲間3人が同時に担任に呼び出されたのだ。「バイクだな…停学か?まさか退学か!?」と腹をくくり、全身ガチガチで向かった僕らに、担任が放った一言。
「お前ら、バイクの免許取ったんだってな〜。……だめじゃないか〜、気を付けて乗れよ。」
思わずズッコケそうになるほどの神対応に、肩の力が抜け落ちたのを覚えている。
その後、VF400Fはワンボックスカーとの事故により廃車となり、僕の高校時代のバイクライフは一旦幕を閉じた。しかし、あきれながらも見守ってくれた親や先生、一緒にバカをやった友人と駆け抜けたあの濃密な青春は、大学時代の新たなバイクライフへと引き継がれていくことになる――。
ー高校編完結ー
※記事はすべて実話に基づいています
(【80年代バイク青春記】庭に400ccが鎮座!?「捨ててきなさい!」から始まったVF400FとOVER集合管の日々 に戻る)
AI Geminiを利用しています
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