旧車クルマ購入ガイド契約編…と思ったのですが、その前に、一度冷静になります。
お店のセールストークを、そのまま鵜呑みにしてはいけません。
「基本、オイル交換でいけますから」
これは、嘘ではありませんが、「オイル交換だけ」ではないことを認識する必要があります。
消耗品は、油脂類だけではありません。
まず、タイヤが減ってきます。
4本で、数十万かかります。
セキュリティを取り付けます。
十数万かかります。
タービンが寿命を迎えます。
部品代だけで数十万かかります。
クラッチはどうですか?ブレーキパッド・ブレーキローターはどうですか?
タイミングベルトは交換済みですか?
などなど、数え上げたらきりがありません。
基本的に、10年を超えている車両であれば、サスペンションなどに使われているブッシュ類(ゴム類)、エンジン回りの配管・配線は、寿命を迎えています。
乗り出し価格+100万円は見ておいた方が良いかも知れません。
専門ショップなどのコンプリートカーが、安心でかえってお得とも言えます。
オークションなどで、メンテナンスの古本などを事前に買っておいて、ある程度の予備知識を入れておいた方が良いと思います。
それと、整備記録が残っている車両はベストです。
あと、重要なところですが、改造申請を通している車両は、ちょっと難があります。
改公認といわれる、車検証の型式に「改」が入っていると、車検は陸運局へ持ち込み車検になりますし、外資系の保険会社の任意保険は、断られる可能性が高いです。
そうなると、グンと保険料の高い国内損保に切り替えということになります。
車検証に「改」入ってないですよね?と事前に確認しておく必要があります。
次は、続・契約編です。
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